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原案実現に努力  宮城県町村 会と議長会  特別立法促進へ気勢

 チリ地震津波対策の特別措置法
 制定を要求する宮城県町村会
 と町村議会議長会は、十三日午
 前九時、東京水田町の全国町村
 会館で太平洋沿岸市町村長と同
 議会議長の合同会議を開いて制
 定促進の気勢をあげた。
会議には千葉石巻市長をはじめ、
二十一市町村から市町村長、助役
市町村議会議長など約五十人が集
まり、三浦知事も出席、田中町村
会長(志津川町長)を議長として
内海、保科、大石、高橋、村松氏
ら県選出国会議員から現在までの
提出法家**状況を見通して聞い
た。各議員は「自民党として特別
立法は八件にしぼりあげたが、こ
れに一件が追加され、十三日いっ
ぱいで閣議決定のうえ十四日中に
学院を通過させたい」という決意
が述べられた。
その結果、これら各法案はあくま
で原案どおりの実現に運動を集中
するとともに、これにもれた災害
対策は、行政措置で解決するよう
働きかけ、十四日はできるだけ全
員が国会につめかけて、その成否
を見守ることを申し合わせた。会
議後、四班に分かれて衆参両院、
各党、政府各省に対し被害民の救
助と伊勢湾台風を上回る援助措置
をしてほしいと陳情した。