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隣組で共同炊事を 非常事態に備へ泗市で奬勵

四日市市では非常事態に備へ併
せて現下の燃料事情にかんがみ
一月の常会徹底事項の一つとし
て共同炊事の勵行を勸奨するこ
とになつた
農村における季節共同炊事の
如く業態や家庭事情が同一で
ないので全面的に且つ大規模
のものは到底望むべくもない
ので大體近隣二、三軒づゝを
單位として行ふやう指導する
窮屈な薪炭のうちからでも非常
災害時に備へる燃料を各家庭で
確保してをく必要がある、共同
炊事による燃料の節約は相當期
待さるべきものがあるので各隣
組では家庭事情の似た二、三軒
が集まり釜その他の設備の關係
を考慮し可能な範圍で主食や味
噌汁だけでも共同炊事を實施し
決戰態勢を強化するやう翼賛会
支部では要望してゐる

震災義捐金寄附者芳名 二日正午現在

十五万円住友金屬興業株式会社
社長春日弘
五千円帝國銀行四日市支店▲三
千円度会郡大内山村小野市太郎
▲一千円大阪三重縣人会▲一千
円、■神製作所社長伊藤傳三郎
▲一千円、旭ダイヤモンド工業
会社○○工塲從業員、学徒一同
▲一千円、横濱市西谷治▲一千
円住友化工株式会社○工塲長佐
藤準一▲一千円、大阪市伊藤勘
六▲一千円、東京都井田榮造▲
一千円新京特別市石崎廣治郎▲
一千円、志摩郡鳥羽町中村幸吉
▲一千円、同町田邊トヨ▲一千
円、名古屋市島淸藏▲一千円横
濱市内■榮之進▲九百二十三円
七十錢(五人分)
累計金
五十六万五千六百八十五円三錢