伊勢湾台風と防潮林 中野秀章
昭和三五年九月二六日、近畿・東海地方を中心として襲つた伊勢湾台風はほとんど全国にわたつて何等かの被害を与えたが、とくに三重・愛知・岐阜三県下には関東大震災にも匹適すると言われる程の大災害を惹き起した。その原因はいうまでもなく、昭和九年の室戸台風、昭和二○年の枕崎台風をしのぐばかりの猛台風であつたことにあり、そのエネルギーは広島原爆の一〇〇万個分に相当すると言われる事からもその威力は想像に余りある。そのもたらした災害の内容から見ると通常の台風の場合と同様な暴風と豪雨による災害に加えて、とくに伊勢湾・三河湾および熊野灘沿岸地方に激しく打寄せた高潮が大災害の主囚である。由来、高潮をともなう場合、台風災害は一段と激化されるというのが常識である。このためとくに伊勢湾奥の干拓地をはじめ一帯の低地帯などが広大な地域にわたり海水の侵入を受け、三重・愛知両県下で四、七〇〇人の人命と四、九〇〇億円の財産を一夜にして烏有に帰した訳である。
台風襲来に際して林業関係では山崩などの山地災害や森林の風害が問題となるのが例であり、今次台風でも当然これ等がかなりの問題として台風通過の跡に残されたが、一方二、三の特異な重要問題をともなつて林業関係者の注意をあつめた。それは主として三重県下で一五、〇〇〇ヘクタールの広大な面積にわたり発生した森林の潮風害の問題であり、高潮襲来に際しての防潮林の効果の問題であつた。ことに前述のような高潮災害の激しさから後者については一段と災害地地元民はもちろん一般世人の強い関心をひいた。
筆者はさきに林業試験場の調査班の一員として、これら二問題に関して三重・愛知両県下沿岸地帯の潮風被害林と海岸防災林を踏査する機会を得たので、本誌編集部のもとめに応じ、簡単に海岸防災林の防潮効果などについて述べて見たい。
さて、最近防潮林たるものの期待する効果を海風中の塩分を捕捉して、塩分が内陸の産業とくに農林業に及ぼす害を防止または軽減することと高潮など波浪の被害から沿岸の社会・産業を守ることの二者とする場合が多いが、本来前者の効果はいわゆる海岸防風林の効果の一面であり、後者の効果を期待する樹帯をこそ防潮林というべきであろう。このような区別はともかく現実に海岸にある林帯は同時に防潮効果・防潮風効果はもちろん、所によつては飛砂防止・魚つき・風致などの諸効果を多面的に発揮するものであることは言をまたない。ここには主として海岸防災林の防潮効果すなわち防潮林の効果にふれると、とくに前述した所以である。
ここで防潮林の効果にふれるについては、まず高潮なるものの概要を知る必要がある。猛烈な低気圧が海上に発生した場合、当然海面の盛上りが起る。しかも低気圧にともなう強風によつて盛上つた海水は風の方向に強く吹き寄せられる。これがはげしくなると一見重力長波のような形で海水の吹送流がおこり、その前面は水壁となつて走り来り、時には内陸に侵入して災害をもたらす。これが高潮である。
伊勢湾台風は二六日一八時潮岬西方に上陸した時、最低気圧九二九・五ミリバールで、最大・瞬間風速は毎秒四八・五メートル、風速二五メートル以上の暴風圏は実に、直径七〇〇キロメートルという猛烈なものであつた。その後進路を北北東にとり、平均時速七〇キロメートルで、奈良・和歌山県境奈良県中部、亀山西方、高山西方、富山附近を経て日本海に抜けた。しかも台風通過中心線の西側すなわち台風圏の危険半円の中に、V字型をなして海水吹送流の集中し易い伊勢湾・三河湾があり、あるいは熊野灘に面してリアス式海岸中の小湾が含まれ、これらの湾が数時間にわたつて毎秒五〇乃至六〇メートルの強風下にさらされた訳である。
かくしてこれらの海岸に激しい高潮発生のための最悪条件が成立し、結局沿岸低地の広大な地域にわたつて海水の侵入を見た。高潮は地震津浪と異なり、襲来は通常一回にとどまるが急襲する海水の吹送流の上に強風による大風浪が重なる。さらにこの風浪が激しく海岸線にある防潮堤などの障害物にぶつかると天に沖する跳波となつて飛躍し、これがさらに強風にあおられて内陸には大量の海水がたたきつけられ、あるいは激しい海水飛沫が送り込まれる。かくして沿岸地域の家屋・交通網・農地はもちろん防潮堤にさえ破壊などの甚大な災害をもたらすに至る。
気象庁の調査によれば伊勢湾沿岸各地における潮位上昇(東京湾中等潮位上、単位はメートル)は尾鷲二・〇〇、烏羽二・五四、四日市三・二四、伊勢湾奥名古屋では気象庁の予想二・五〇をはるかに上廻つて三・八九であつた。このほか三河湾奥の半田では三・二〇であつた。風浪・跳波には確かな調査がないが、四日市市附近で二乃至三メートルはあつたといわれ、三重県北牟婁郡長島町沖合一、〇〇〇メートルの地点にある海抜高四〇メートルの小島は最大風速時、波浪に洗われたといわれ、またこの附近で跳波先端の飛沫に至つては一〇〇メートル位も上昇したとさえいわれる。これらのことからその激しさが推察されよう。いづれにしても高さ三乃至四メートル、あるいは七乃至八メートル前後の防潮堤ではこのような高潮の際完全に内陸への海水侵入を防止することはできないようである。
このような高潮襲来に際して海岸の林帯はどのような働きをするか。防潮堤のない場合はもちろん、防潮堤があつても高潮が高く越水した場合には、当然沿岸の住宅地、農耕地は激しい海水流の侵入に見舞われる。海水流の速さは今回の調査で適確な数字を知り得なかつたが、室戸台風の際大阪湾で毎秒四メートル位であつたという目測例があることからして今回もこの程度の水流は考えられ、これが一応の破壊力をもつことは想像に難くない。弾力性に富む林帯の摩擦抵抗がこのような海水流の勢力をかなり弱めることがまず考えられる。次に高潮の際二次的に生ずる舟、流木などの漂流物が海水流にのつて内陸に侵入する場合が多く、その激突によつて住宅などの各種構造物が受ける被害はきわめて大きい。海岸林帯はこれらを阻止することができる。以上二点の効果は昭和八年三月の三陸沖地震における津浪、あるいは昭和二一年一二月南海地震における津浪などの調査においてもすでに認められている所であるが、この高潮に際しても幾多の事例からこれらを認めることができた。
四日市市霞ケ浦海岸は海水浴場であるため汀線に防潮施設がなく砂浜で、海水浴場施設が砂浜に進出している。これらは当然高潮によつて大半破壊され、その破壊産物たる多数の材木が内陸に持込まれようとしたが、さいわい後方に延長約二〇〇メートル、巾一〇乃至五〇メートルのクロマツ老齢林帯(一八○年生)があり、流木のほとんどが林帯によつて阻止され、かつ後方の農耕地・住宅地は緩慢な浸水被害にとどまつた。場所によつてはわずか数列のクロマツ林帯によつて後方の家屋は被害軽微となり、隣接する林帯欠如部分の後方住宅は甚大な被壊被害をこうむつたという。ほぼ同様な事は鈴鹿市北浜・千世崎海岸でもみられ、林帯前に進出した家屋は徹底的に破壊せられたのに反し、優良林帯の後方では家屋の流失破壊などの被害はほとんど受けなかつたようである。
熊野市新鹿海岸でも防潮堤を越えた海水は堤防直後の家屋を全壊流失し去つたのに反し、隣接して巾一○メートル前後の林帯内にはまり込んだ家屋は全壊されていない。北牟婁郡海山町小山海岸では土堤防とその前後に巾一五乃至二○メートルの老齢(七〇年生)クロマツ林帯があるが、その内陸側住宅地は大体において緩慢な浸水被害を受けたにとどまつたが、内陸から汀線に出る道路が堤防をきるところではこの道路が海水浸入の突破口となり、その後方附近では被害が相対的に著るしかつたといわわる。熊野市有馬町から熊野川ロに至るいわゆる七里浜海岸には民有防風林と立派な国有防風林(大部分はクロマツの老齢林分)が延長二〇キロメートルにわたつて平均巾五○メートルの見事な林帯を単調な海岸線につくつている。この林帯によつてほとんどの地域が内陸住宅地、農耕地に高潮被害をこうむらずにすんだようであるが、有馬地区の民有林部分で林帯を伐りすかして住宅が進入した所、南牟婁郡御浜町阿田和地区で林帯を全く伐り払つて住宅が汀線進く進出したところでは家屋破壊など甚大な潮害を出している。さらに熊野川口に隣接する南牟婁郡鵜殿村と紀宝町井田海岸には熊野川上流から流出してきた流木約六、〇〇〇石が巾約一〇〇メートル、延長約四キロメートルの砂浜にわたつて漂着したが、もしこの防風林帯がなかつたならば地形により所によつては流木の内陸侵入で甚大な被害を出したものと想像される。
如何なる防潮堤も将来絶対に破壊しないとは言いきれない。事実鍋田干拓堤防の例をあげるまでもなく、三重・愛知両県沿岸各地の防潮堤多数が破壊され、この防潮堤に全面的に依存していただけに後方の住宅などが甚だしい被害をこうむつた例はまことに多い。四日市市富田浜海岸では一部林帯を伐つて高さ六メートルの階段状コンクリート防潮堤が築設されたが、これが破壊され、後方に家屋の全壊、半壊の被害多数を生じた。しかもその隣接地で林帯が残存された一部分では、同様破堤を見たにもかかわらず後方家屋はほとんど破壊されず浸水程度の被害にとどまつたといわれる。
以上の事例からも前述二項の効果が容認されるが、これを詳しく見ると家屋破壊などの被害はかならずしも侵入海水の水勢による破壊とのみは言えないようであり、前述したように風浪の破壊力、跳波の強風によるたたきつけの破壊力というものが主体である場合もきわめて多いと考えられる。事実防潮堤のみで林帯がなく、防潮堤に接して住宅が海岸線に連なつている所で堤に接した一線の住宅のみが徹底的な破壊を受け、道路をへだてて内陸側に連なる住宅群がきわめて軽度の被害にとどまつている場合がある。北牟婁郡長島町海岸通りの例がそれである。これはおそらく越水の水勢というよりも、かなりの高さの防潮堤であるところから、むしろ風浪のたたきつけによるものと思われる。風浪はきわめて周期短かく、障害物にぶつかつた場合急速に減衰されるよう陸上内部までの浸水の高さを高める作用はないが、その持つている勢力は大きく、かつその勢力を一挙に放出するため破壊力はごく大きい。このような風浪に対して弾力性にとむ林帯の効果は想像にかたくない。また風浪・跳波にはかなりの石礫をまじえることがあるようで、前記長島町海岸や志摩郡浜島町南張海岸ではかなりの石礫が風浪・跳波の強風によるたたきつけに混つて内陸に弾丸のように飛来したといわれる。このような場合も林帯は石礫を捕足する効果が考えられる。
以上のような防潮効果が考えられる海岸林帯は同時に防風林・飛砂防止林・魚つき林あるいは風致林として多面的な効果をもつ場合が多いとは前述した。顕著な例が渥美半島で見られた。遠江灘沿岸の渥美町・赤羽根町などは温室による花卉園芸が盛んであり約一、五〇〇棟の温室は海岸林帯によつてよく保護されたが、一部林帯の欠如した部分の風下地域では破壊・ガラス破損が甚だしかつたようである。この林帯は海岸の地形により防潮林として、あるいは防風林としてよくその効果を示した。また七里御浜国有防風林は前述のように防潮林としても効果を充分認められたが、当然防風林としての効果は著るしかつた。すなわちこの林帯の風下側には南牟婁郡御浜町志原地区のように甘橘類を主とした果樹栽培が盛んであるが三重県立農業試験場紀南分場の調査によると林帯の風下で樹高の五倍までは全く被害なく、五倍をこえると落果・落葉被害が見られ、八乃至一〇倍では相当の落葉・落果を生じ、一〇倍以上では樹体が倒伏したり、樹齢によつては潮風害で枯死する被害が見られたという。とにかく五〇メートル以上という強風下においてもこのような効果が認められたことは重要である。
以上、海岸防災林の効果、主として防潮効果を調査事例によつて述べたが、ここでこのように有効であつた林帯自身がどの程度災害に耐えられたかが問題である。このような場合、林帯自身には浸入海水の破壊力による倒伏・折、風倒・風折・浸塩水・潮風による林木の枯死などの被害形態が考えられるが、今次の調査でも七里御浜防風林の老齢林分の一部で極端に巾がうすくなつた箇所に海側林縁木の波浪による根元洗掘から帯状に根返りした例が見られたが、そのほかにはこのような倒伏は非常に少なかつた。根元の洗掘がともなわない限りなかなか潮勢で壮齢クロマツが倒れることは少ないとも考えられる。また海岸の植生ことにクロマツは個性と平素訓練されていることから長時間でない限り浸塩水で枯死することも、潮風で枯死することも案外に少ないようである。もちろん樹体幼部の一部枝葉が風折し、あるいは潮風により赤変したものは各地で見られたが、個体全体の生死にかかわるに至つたものは予想外にまれであつた。風折は老齢木にごく稀に起つたようである。ただし幼齢のものは事情が異なるようである。たとえば渥美半島では伊良湖崎の海岸砂地で五乃至六年生のクロマツが四乃至五日の浸海水停滞により七里御浜の阿田和附近で八年生のクロマツで主として浸塩水のため枯死したと見られたものがあつた。ただ調査地域の海岸林で大きな被害を受けたのは渥美半島遠江灘沿岸のそれで、樹高三乃至一〇メートル、樹齢二〇乃至三〇年生のクロマツ林帯が主として潮風によると思われる被害で、広範囲に赤変枯死した。
以上、今回の調査にもとづいて海岸防災林の効果を認め、この効果を発揮した林帯自身の被害が案外に少なかつたことにふれたが、各現地ではこれらのことがよく認められており、敷地さえ得られるならば今回の経験にてらして海岸防災林の被害復旧はもちろん、補強・新造成の計画が各地でたてられているようである。三重県全体では約八〇ヘクタールに及ぶ計画があるようで、桑名郡木曾崎村・長島町・四日市鈴鹿市・松坂市・熊野市の一部海岸などその一例にすぎない。渥美半島では被害林の復旧補強はもちろん、老齢林分の更新、あるいは高価な農地を買収してでも欠如部分に新造成することが考えられているようである。また伊勢湾・三河湾奥の干拓でも、海岸堤防とともに林帯造成の要否が論じられている。
これらの事実から見ても海岸防災林のあり方については今後なお研究をすすめ、その結果により、敷地を得られる限り造成整備の事業が強力にすすめられることが望まれる。なんといつても、まず以上の効果を認めるならば今後に備えてすみやかに被害林の復旧補強を考えることである。しかもこのような事業の際に潮害・潮風害あるいは今後発生を予想される虫害に対し抵抗力が小さく、効果の比較的小さい老齢林分の更新を考えるべきである。ことに両県下海岸林のほとんどが七〇乃至一〇〇年生の老齢林分であることからしても、この点強力な施策が望ましい。考えられる主林木の樹種はやはりクロマツであろう。もちろんクロマツでも少ないながら被害を受けているから、さらに適当な樹種があれば好ましいが、現実のクロマツ林は防災林としてかならずしも適切に仕立てられているとは言えないようである。すなわち国有林以外、老齢弱体林分の更新がほとんど考えられていないこと、枝下高が一般に高く、効果が減殺されていることなどがそれである。積極的に枝下高をあげないような施業方法もとらねばならないであろう。あるいは積極的に下木をとり入れて林帯を複層化し、あるいはとかく瘠悪な海岸砂地に肥料木的効果をねらいたいものである。トベラ・マルバグミ・マサキ・ハマヒサカキ・ツバキ・ウバメガシ・ヤマモモ・モチノキなどは潮害潮風害にかなり強いようである。このようなものの調査例は多いから、これらのうちから適切な樹種をとりあげて、下木に採用することが考えられる。
この台風災害の経験から、わが国海岸線の防災対策、とくに防潮堤を中心とした防潮対策に世人の関心は高まりつつあるが、三重・愛知両県下でも前述のように有数の高潮・地震津浪危険地域と目される伊勢湾沿岸はもちろん、南に開口したV字型小湾で防潮対策強化の必要は明らかである。
海水の侵入を絶対阻止するためには充分な設計・施工による防潮堤が、まず必要であろう。しかし将来発生を予想される高潮・地震津浪の規模を完全に予測することはきわめてむずかしい。今次の高潮が如実にこれを物語つている。仮に予想できたとしても予想現模がきわめて大きいときはこれに応ずる高い堤防築設には経費と治岸の産業活動の点で難点がある。さらに如何なる防潮堤も将来絶対に破壊しないとは断定できない。結局、将来とも高潮・津浪による海水侵入や風浪の襲来を考慮せざるを得ない。
しかも以上述べて来たところにより防潮林帯の効果が認められ、案外に林帯自身の外力に対する抵抗力が大きいとすれば、海岸の防潮対策としては敷地を得られる限り防潮堤とできる限り巾広い防潮林を共存させることが上策と言えよう。しかも林帯が多面的な効果をもつとき、なおさらその必要を痛感する。防潮堤築設にともない■存林帯の大部分を伐除するとか、皆伐して防潮堤におきかえるなどの事例が多いがとくに注意を喚起する必要がある。従来ややもすればこのような直接生産的でない林帯の維持には所有者が国である場合以外なかなか万全を期し得なかつたうらみがある。老化するままに、あるいは被災跡のままに放置されるか、あるいは却つて落葉落枝の採取など人為的に弱体化を促進している例さえも多い。この際、既存林帯の補強とともに所有関係の如何を問わず積極的に管理がなされ、常にその最大の効果を期待し得る状態に維持されるような管理方策の樹立が強く望まれる。(筆者・林試防災部理水研究室)
(16頁より)
高局清水署長 清岡秋喜 高局人事課
関東林木育種場庶務課長
藤田静 根室署長
免林政部調査課民有林買入班長併
任、調査課林野制度調査班長併任
楠正二 林野庁調査課
課長補佐兼民
有林買入班長
林野庁調査課民有林買入班長
樫村大助 北局監査課長
林野庁監査課能率班長
加納喜多男 高局監査官
指導部研究普及課研究企画官併任
杉下卯兵衛 林野庁研究普
及課課長補佐
兼研究企画官
林野庁職員課労働係長
渋谷良二郎 前局監査課
指導部研究普及課研究係長
堀健治 林野庁研究普
及課資料係長
同資料係長 平沢正次 同企画
調査係長
同企画調査係長 立岡暁 同普及係長
同普及係長 佐藤卓 同研究係長
同造林保護課国営防除係長
浅香春雄 同造林保護課
調査指導係長
同調査指導係長 永井進 同造林保護課
職員課資料係長 下田誠一 同職員課
労働係長
免経理課決算係艮併任
加藤篤太郎 同経理課経理
班長兼決算係長
(37頁へつずく)