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水害地救濟米 代金延納希望   實現至難と見らる

水害地に對する救濟米は二、三兩
月分三萬餘俵の現品貸付をなした
が數ヶ町村から縣へ對し凶作救濟
當時同樣代金一ヶ年延納を希望し
て來て居るので縣では一應十三日
電話を以て本省へ照會をなした所
本省としては經理の關係上大藏省
と合議の上決定しなければならず
早急に取運び兼ねるとの事だつた
が本省では震災地への一ヶ年延納
貸付方法をも水害地同樣現品貸付
に改めたい意向なので安田商工主
事の上京を機會に本省と折衝せし
むる事にしたが實現は至難と見ら
れる。それで縣では從來の方法に
依り四、五兩月分の貸付をなすべ
く十三日各町村へ通牒を發し希望
額を取纏める事となつた。