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復興へ  鮫の浦、谷川部  落の事業進む

牡鹿郡大原村鮫ノ浦、谷川両部落の災害復旧事業は最近目ざましく進捗し鮫ノ浦ではバラック七戸の建築にかかり谷川では共同大綱見積り一万円が流失を免れたので事業を開始しており鰯網も既に二十戸で漁獲に着手して復興の意気に燃えている又両部落の将来津浪襲来防上から敷地変更の件については地主側が諒解を渋っていたが八巻石巻署長等の調停によって円満解決を見従来の海岸地から離れて津浪に安全な敷地に変更される見込みである。

流失郵便局  復旧融資斡旋

仙逓管内過般震災海嘯のため流失した雄勝浜局外六局の流失郵便局の復旧に対しては目下その復興資金捻出のため仙逓当局が斡旋で三等郵便局協会から借入るべく奔走中であるが同協会からの借入れとする利子は七分五厘、五年償還という利率なので別に大蔵省預金部からの借入れ利子約三分五厘を目標に融通を受くべく又受けしむべき仙逓当局の意向であるが復旧見積金額は二万三千円程度と見られている

行方不明中の ニ死体発見

二十二日朝桃生郡十五浜村荒海岸に死体二個漂着したが飯野川署で検視の結果海嘯で行方不明となった同村荒高橋とみの(三一)同高橋長作(六五)と判明した。