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記念碑の前に  深き感慨   斎藤次官気仙沼へ

海嘯地視察の途にある斎藤内務政務次官の一行は二台の自動車に分乗雄勝、十三浜を視察の後七日午後二時志津川町を経て歌津村に至り同村役場で村長から被害程度、復旧状況を聴取して伊里前海岸の防波堤を視察の上、同二時半出発途中大谷村に車を停め県道際に建てられている明治二十九年の三陸大海嘯記念碑を感慨深く眺めた上車を急がせて同四時気仙沼町に到着、同夜は旅館朝日館に一泊、八日午前八時自動車で唐桑村只越部落の視察に赴いた。(写真は大谷村海嘯記念碑前の次官)

幼児の溺死体  只越海岸に上る

七日午前十時ごろ本吉郡唐桑村字只越海岸に四五歳位の幼児の屍体が打ち上げられているのを同部落鈴木啓治が発見届出でた、気仙沼署から係官が現場に出張、検視の上屍体は一先ず村役場に引渡したが、海嘯で溺死したものであると