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海嘯四十九日忌に  知事司会の追悼会   震災地町村長遺族代表も出席    二十日公会堂にて

県並県仏教会連合主催の三陸沿岸海嘯遭難者追弔会は四十九日の命日に当る二十日午後二時から県公会堂第一ホールに厳修するに決定を見司会者に石黒知事、副司会者湯本学務部長を挙げ震災地町村長全部及び遺族代表を招き僧侶郡市各十名で百四十名回向に参集し厳粛に遭難者の霊を慰める追弔会を執り行うことになった。尚七日午後二時から準備打合せ会を開いた当日の式次第は左の通り決定した。
 遺族代表者及来賓入場奏楽僧侶入場、主催者開会の辞、■■弔■県仏教会長来賓焼香、遺族主催者来賓代表一般代表の遺族答 辞奏楽閉 会の辞。
尚追弔会の名称は三陸震災海嘯死亡者大追悼会とした。

死体捜査  潜水作業   きのう打切る

死体捜査のため下閉伊郡下に派遣されて居た潜水夫六名は愈々六日の田野畑沿岸の作業を以て打切り八日帰県する事になった。尚去る三月十七日作業を開始してより既に三週間に及んで居るが其の間時化続きで充分なる捜査を行い得なかったが僅かな捜査時間に比しては多大な効果を収めて居り六日田野畑の海底作業に当って熊谷シウ(七ツ)の死体畠山市太郎所有の現金四百円入の金庫を発見した。

三陸海嘯(四月七日県扱い) 義捐金

三十九円一二銭鳥海村長 一円八十銭長島村女子青年団 五円佐倉河村常盤前田熊谷茂巳治 六円五四銭弘前市茂森町代表安井春月 八円十銭栃木県足利郡南部仏教会田中亮章 二円二七銭山根村立山根青年訓練所 七円福島県仏教慈善会 二百二十三円二六銭第二師団参謀長取扱の分 四千五百五十三円二七銭 福岡県知事取扱の分五千二百六十五円三重県知事 三百十九円九銭弘前市長取扱の分 四千四百五十円函館市長取扱の分三円福島県佐藤宥光 二円兵庫県岸本喜一郎 四円七六銭栃木県主婦会支部一同 二円五三銭山口県安部普市 二円山形県青年団本楯支部一班長 五円五十銭小友村役場取扱の分 二円東京市内木健之二十五円三十銭東京市中野区昭和会一同 十七円十五銭福島県磐城炭鉱株式会社鉱業所七円二銭東京府浅野セメント西多摩工場新幸社宅一同 七千三百円香川県知事二十五円三三銭横浜市役所吏員一同 四十三円十銭新潟県南鯖石村取扱の分
日計 二萬六千三百二十円十四銭
累計 三十一萬八千四百三十六円四銭