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二億余の追予を提出 あすから“津波県会議”

チリ地震津波災害対策の臨時県議
会はあす三十日開会するが、二十
八日県財政当局は提出する追加更
正予算の査定を終わった。これに
よると総額二億三千五百万円(要
求額四億八千九百万円)で、おも
に災害救助法に基づく救助費と応
急対策費の二本立てで、本格的な
災害復旧対策予算は国の災害地現
地査定が終わり、国庫補助の確定
後、措置するので六月定例県議会
か九月定例県議会に提出される。
財源の内訳は国庫補助四千五百万
円、雑収入一億四千万円、一般財
源五千万円で事業内容はつぎのも
のがあげられる。まず救助日は五
千百万円で、災害救助法発動に伴
って県が措置する仮設住宅、防疫
費、避難所設置費と被服、寝具、
学用品など物資の供給、障害物除
去、救出、埋葬費などが含まれる
このうち仮設住宅は二千九百六十
万円で全壊、流失戸数の三割に当
たる二百五十三戸を建設する。防
疫費は五十五万円で、残りの二千
万円が物資供給などに当てられる
 政府、系統金融機関の措置がで
 きるまでのつなぎ資金として預
 託金は一億四千万円を計上する
 が、その内訳は商工中金四千万
 円、漁信連八千万円、信連二千
 万円。これまで預託する場合、
 三ヶ月定期は四分、六ヶ月定期
 は五分の利率で預託しているが
 こんどは一分引き下げて預託し
 結局金融機関が末端被災者に貸
 し付ける場合にも一分引き下げ
 るという条件で預託する。しか
 し政府の措置を待って年内には
 引き上げることになっている。
また応急対策では耕地復旧千百七
十万円、土木関係公共事業の応急
復旧千六百万円、県■応急災害復
旧二百万円、仮橋の設置など七十
万円があげられ、県教委関係では
久慈丸、広田丸、種市丸など実習
船の応急修理費百九十万円がおも
なもので、県水試鏡丸は代船建造
するのでこんど措置する。県警関
係では駐在所修理費など八十万円
そのほか被害田畑で、こんご収穫
てきるについては農協を通じて種
子を補給するので、その経費補助
として二百万円を交付する。

特別立法が必要 福田農相、大船渡で語る

福田農相は本県選出野■正勝代議
士、斉藤官房長、高橋水産庁次長
らと二十八日午前十一時、気仙沼
から大船渡入りし、大船渡町、赤
碕町など被害地を視察した。一行
は引き続いて臨時市議会に出席、
鈴木市長らから陳情を受けた農相
は視察後大船渡市役所で記者会見
を行ない、次のように語った。
 大船渡は特にひどいと聞いて
 来たが、実際見て予想以上に大
 きい打撃を受けていることがわ
 かった。転覆破損した■■■の
 改修、壊滅にひとしいノリ、カ
 キ、海水をかぶった水田の三つ
 はとくに手を打つ必要があり、
 国会で立法化に力を入れたい。
 なお農相一行は同午後三時半、
 大船渡市から釜石市役所につき
 同会議室で鈴木市長、金崎大槌
 町長、佐藤山田町長から災害の
 陳情を受けた。

災害御見舞

この度御地はチリ地震の余波でいまだかつでない大津波の災害
をうけられ多くの死傷者、農家作物等の被害甚大であるニュー
スを新聞紙上にて知りました。御■家ご一同様にはいかがで御
座居ましたか、又家屋田畑の被災はありませんでしょうか。
弊社従業員一同心配申上げておりますからご様子をお知らせ下
さい。とりあえず史上をもってお見舞申上げます。
 五月二十九日
  農機具はサトウ式
  佐藤造機株式会社
   取締役社長 佐藤 廉
   本社 島根県八重郡東出■町■■