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被災地の子ら漂流する海草拾う 久しぶり家事から解放

津波被災地の下閉伊郡山田町織笠地区のあと片付けは、五日たっと一段落したが、決壊した護岸、大破した漁船、波打ちぎわに打ち寄
せられたカキイカダなど、生々しい傷跡がまだ残っている。久しぶりに家事の手伝いから解放された子どもらは、さっそくイカダやサ
ッパ舟に乗って大はしゃぎ、なかには生活のかてとなる漂流ワカメなどの海草を、熱心に拾い集める風景も見られた。〔写真はイカダ
やサッパ舟で、漂流する海草を拾い集める子どもたち〕

授業料を免除 被災の高校生に

県教委は、チリ地震津波で家を流
されるなど、生活難にあえぐ家庭
の被災高校生に対し授業料を減免
することになった。県教委の調べ
によると、津波の被害をうけた公
立高校生は約六百人におよんでい
るが、このうち百七十八人は住宅
を全壊、あるいは流失したり、田
畑、漁具を流失して生活の柱を失
なっているので、六月から来年三
月までの十ヶ月分の授業料を免除
県がこの分を負担する。一方住宅
を半壊した四百二十六人にも六月
から十月までの五ヶ月の授業料を
免除することに決め、六日、各被
災地の市町村教委に通達した。

被災地その後⑦ 釜石市 干上がった零細漁民 商店・工場主の痛手も深刻