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●災害地出張日記 (第五回六月二十一日盛町において) 特派員 日戸勝郎

二十一日は釜石出発「ウル石」に到る。ここ六十戸流
失。平田は五十戸余流失七十二名死亡。それより唐丹を
経て(別紙にあり)次第に盛町に向かいしに海岸到る処
に村落悉く災害にかからざるなく見るものは海波
の岸を噛むと数十人の残民災墟を取形付くるため
に働き居るのみ。日夜いづれに休宿する者なるや何処
にもニ三軒の家より他建物見えざるを見る時は残
民等は必ず野宿するの外無るべく殊に釜石より
盛町に到るの海村は尽く山峯重々の行路なれば万
事運送の不便甚しく従いて宿泊所も無之故人の通行
も牛馬の通行も極めて寥々たるなり。小白濱の如
きも三百余の戸数流失せしことなれば死亡も多く
負傷者もあり従いて薬品食料の保給必要なるも何分
不足告くる体采なり。負傷者など見し時は一室に数
人もありて呻吟し居る目を開いて見るに忍びぬなり。
兎に角に気仙郡役所事務所より多少なりとも米送
りまた十九日頃より医師も巡回せし由にて余程助か
りし由なり。また小白濱に帆舞船の漂流するありて四
十石ばかりの米積みありし故これを用いて間に合わせ居
る由なり。これは盛の南部屋の積船なりしと。この辺は
一面外洋に近き故海嘯も到って強かりしと見え船二
艘山上に吹き付けられそのままに存するものなり。また大樹
の中途より折れあるいは根堀になりて地上に散乱する
もあり。
赤十字社医師として本日(二十一日)吉濱唐丹村を
巡診せんとて三浦医師と加藤医師と二人平井県属
これを率いて急行するに遇えり。また越喜来の近傍は同
医師木村某と梅内某ニ氏を畠山県属これを率いて巡
廻するよし。なお再び越喜来に同二箇所の医員等会
合して更に分担区を定めて巡診する由なり。巡診す
る時は薬品二日分づつ残し与うる規定なりと。
午後七時諸村落を経視して盛町に着きぬ。直ちに郡役
所に到りしに県庁警察よりの出張員晩飯をも食わ
ず集合して土足のままにてしきりに救助米を各災害地
に送る計議の最中なりし。而して郡長と警部長は侍
従迎えのために高田町地方に出張したる由。なお侍
従は精密諸村落を巡視して二十四日盛町に着の
予定なりと聞きぬ。郡役所には義捐金取扱所と救恤
事務所とあり。

災話片々

◎気仙郡綾里村長千田氏は今回の災害に家族四人
皆死亡し役場委員も皆死亡せしも此場合余は一村
のために最期の尽力を為さぐる可からずとて粉骨
砕身して奔走し居れり。実に公義心のある人なりと
評し合えり。それに引き換え同郡赤崎村長の如きはいま
だ何等の尽力をなさずたまたま一回部落を巡視したる
のみにて何等の世話もなさ■と村中の人民は乞■
村長なりとて罵倒し居れり。
◎山口巡査(盛岡人)は気仙の末崎巡査駐在所に在り
しが同所は縁側より竿を垂れて魚を釣る程なり
し。故国より逃る可くもならず海嘯の当時驚くばかり
の震動ありし故何事ならんと障子を開きしに見挙
くるばかりの海濤口開き来たりぬ。直ちに障子占めてま
ず子供二人抱きしが家共に濤に捲くられ所詮持ち
切れずして独り泳ぎしに自分は負傷しつつも助か
りしに家族六人父母妻子を失いぬ。昨今は負傷の身
なるにも関わらず半狂乱にて巡査服を着せしまま
頬冠して背に大なる布呂敷に丸飯荷いつつ日々
海村を巡視して一家の死体を見出す外余念なかり
しとニ双石警部この有様を見て悲憫に耐えず再び見
る能わざりしと。
◎盛町役場郡役所にて米その他を買い集めて被害地
に送らんとせしに如何にしたりけん同町の諸商等
皆物品を隠して売らず以て価を高くしてこの際利
己の計を為さんと企み居るよし。当地の心ある者は
実にその心術の陋を憎めり。これら奸商のために当地の
米は一升十三銭に上れりと不都合極まると謂う
べし。警部長はこれにつきニ三日町中の諸商を集め
て懇諭したるよし。
◎なお同町にて殊に憎むべき所為あり。元来同町に
は一流の鮭川ありて大舟渡赤崎の両村に自然利を
占められ居りしが今回の災害を機としニ村に恩を
与えて後に鮭の利を三分せんとし昨今同町より右
両村被害地に向け十人ニ十人と義侠人夫を送りぬ。
然るに其所請人夫なる者は壮健なる男子に非ずし
て薄弱なる子守女の類のみなれば両村の人民もその
意を悟りいづれも怒りて返附せりと。また役場より人夫を
募集せしに五十銭ならでは行かぬとて動かずもし
行くも十時過ぎより出行する有様故往復にのみ時間
を費やし彼地にて働くは僅かニ時位なりと。
◎盛町地方には海嘯また来るとて人民の中にはこれ
を恐れつつ役人警官などに問糺すも多く有るよしな
り。
◎盛町地方の吏員出張等は毎日奔走し今に五時
間も眠りしことなしと。而して皆疲憊を言いず本気
に尽力し居るなり人の話も返事せぬ様なり。
◎沿岸の人民中には殆んど絶望放心するもありて
何を命しても更に言を用いぬ者多く老媼の如きは
地上に打坐して鐘を打ち鳴らしつつ海面に向かってただ
念仏を唱え居るもありその心情に到っては筆舌の尽
す所に非らず。
◎江刺郡の医師及川榮氏は此回の変ほ聞くと均し
く即刻馬に鞭うって気仙に来たり。隣郡の不幸救はざる可
からずとて自費を以て綾里八十余人の負傷者を
単身治療しために村民一同再生を得たる思にて神
の如く同氏を敬仰し居れり。同氏は綾里村を了り次
第気仙全村を巡回して救療する旨申し居るよし。篤
志と言わば此の如き人を言うならん。
◎不思議なる中にも今回の海嘯は五月端午の節な
りしに古蒙古襲来の時の海嘯も五月端午なりし
と云う。
◎本郡内被害一覧概表は左の如し
(岩手県気仙郡調)
町村名 総戸数 総人口 流失潰崩戸数 死亡人員 負傷人員 牛馬斃死 流失破損船舶 被害耕地
大船渡村 二九八 一〇五 二、三四六 八三 九七 一〇 ニ九八 六五
末崎村 三六〇 一九一 ニ、八八一 六〇六 三〇 一〇〇 三〇九 二五
巡査駐在所一流失。巡査一微傷。
小友村 三七六 七〇 二、六一七 二五〇 二〇 二〇 七九 八〇
収税役及び教員一死亡。
廣田村 四五ニ 一六二 三、四四 五〇〇 五八 四〇 三五八 四三
教員一死亡。
米崎村 三四五 一一 二、三八三 一二 二 一 三八 一五
田町 五六〇 一 三、四一八 三 〇 〇 七九 二五
気仙村 五三四 三五 三、八一六 二三 一〇 ニ一 一六一 四〇
赤崎村 三九三 一七二 三、一一ニ 四四八 六八 七八 三七九 六〇
役場学校ニ流失。教員一死亡。
綾里村 四三六 ニ八五 二、七六七 一、四五八 五九 一六八 二一ニ 二五
役場学校一駐在所位置流失。助役収入役書記一教
員四巡査一死亡議員三を除き他は死亡。
越喜来村 三一ニ 一一三 二、ニ九■ 一四 六〇 一〇〇 一五三 三〇
書記一巡査一志望。駐在所一流失。
吉濱村 一三二 三二 一、〇六五 二一五 九 五六 六七 三〇
役場流失。助役書記一死亡。
唐丹村 四四九 三四一 二、七九三 二、一三五 二〇 六一 ニ五八 三七
役場学校ニ駐在所一流失。村長書記ニ教員巡査
一死亡。収入役重傷。
計 四、六四七 一、五一九 三二、七一三 六、一四四 四三三 六五五 ニ、三九一 四七五

●気仙郡廣田通信(六月二十一日発)

●二戸教育界

にては一戸尋常小学校長な
る澤藤久吉氏を代表者として南北九戸郡内罹災教
育者を慰問のため一週間の見込みを以去る二十三日出
張せしめたりと。なお同会にては金二十円を醵出し
全管内被害教育者に救恤金として寄贈する事に決
定せりと云う。

●岡田文部省参事官

には被害地教育視察とし
て去る二十三日青森県被害地を巡視し昨二十四日本県
に入り漸時沿海被害地を巡視せらるる由。

●篤志者

気仙郡唐丹村字川目鈴木磯吉氏は自
宅に重傷患者三十二名を引き集め兼ねて買い置きたる売
薬ありしを以て不取敢熱心に治療に従事し居れり。

●管内海嘯被害概

数取調一覧表
(明治二十九年六月二十一日午後六時調の分)
(表中○は町名 余は村名)
┌---------------------------人口-----------------------┐ ┌-------------------------戸数--------------------------┐
郡 町村名 人口(人) 死亡(人) 負傷(人) 健在者(人) 戸数(戸) 流失家屋(戸) 半潰家屋(戸) 存在家屋(戸)
気仙郡 気仙 三六五一 二三 一〇 三六一八 五六九 三五 一六 五一八
○高田 三四八九 三 ・・・ 三四八六 六一六 ・・・ ・・・ 六一六
米崎 三四六〇 一二 二 三四四八 三五〇 一一 五〇 二八九
小友 二五一九 二六〇 一四 二二四五 三八一 七〇 五 三〇六
廣田 三一〇二 五〇〇 一一 二五九一 四六九 一六三 ・・・ 三〇六
末崎 二九六五 六〇六 三〇 二三二九 四〇〇 一九一 ・・・ 二〇九
大舟渡 二三〇四 七八〇 三五 一四八九 三〇六 一〇五 三〇 一七一
赤崎 二九八五 四四八 六八 二四六九 三八九 一七二 ・・・ 二一七
綾里 二八〇三 一四五八 五九 一二八六 四五一 二八五 一〇〇 六六
越喜来 二四四九 四一一 六〇 一九七八 三二二 一一三 一二四 八五
吉濱 一〇七五 二一五 九 八五一 一三三 三二 三三 六八
唐丹 二八〇七 二一〇〇 二〇 六八七 四七四 三四一 三 一三〇
計 三三、六〇九 六八一六 三一八 二六、四七五 四八六〇 一五一八 三六一 二九八一
南閉伊郡 ○釜石 六五五七 四七〇〇 五〇〇 一三五七 一二二三 一〇八〇 ・・・ 一四三
鵜住居 三一四七 一〇六九 一九〇 一八八八 五一一 三五〇 ・・・ 一六一
○大槌 六五五五 九〇〇 七二四 四九三一 一一九二 三六九 ・・・ 八二三
計 一六、二五九 六六六九 一四一四 八一七六 二九二六 一七九九 ・・・ 一一二七
東閉伊郡 船越 二二九五 一三二七 七〇一 二六七 四七四 三七一 一 一〇二
織笠 一八〇〇 六七 五〇 一六八三 三〇三 一〇五 二五 一七三
山田 三七四六 一〇四〇 一五〇 二五五六 七八二 三五九 二五〇 一七三
大澤 一〇三六 五五〇 五九 四二七 一九九 一九六 ・・・ 三
重茂 一四九三 七〇〇 三三 七六〇 二三六 一五九 ・・・ 七七
津軽石 二六一八 三 一 二六一四 四三四 八 ・・・ 四二六
磯鶴 一九九六 九〇 五四 一八五二 三六五 一〇九 ・・・ 二五六
○鍬ヶ崎 三四五九 一〇〇 三三 三三二六 七〇一 三〇〇 五〇 三五一
○宮古 五一五七 一二 ・・・ 五一四五 九九三 二〇 ・・・ 九七三
崎山 九八一 一六〇 一二 八〇九 一五五 四五 九 一〇一
田老 三七四七 二六五五 二七七 八一五 六六六 一三〇 ・・・ 五三六
計 二八、三二八 六七〇四 一三七〇 二〇、二五四 五三〇八 一八〇ニ 三三五 三一七一
北閉伊郡 小本 二〇九〇 三六七 一五七 一四六六 三八六 一五六 三四七 八三
田野畑 三〇二五 三〇三 一五 二七〇七 四六五 四七 四ニ 三七六
普代 二〇三八 一〇一〇 一五三 八七五 三三〇 九五 四九 一八六
計 七一五三 一六八〇 四二五 五〇四八 一一八一 ニ九八 ニ三八 六四五
南九戸郡 ○久慈 四〇九二 四〇〇 三四四 三六四八 六五七 一〇〇 ・・・ 五五七
宇部 二二四四 一八五 一四〇 一九一九 三二八 四八 ・・・ 二八〇
野田 二五九〇 三一九 六九 二二〇二 四一一 一二〇 ・・・ 二九一
長内 二七一九 一二七 一〇一 二四九一 四七二 五二 ・・・ 四二〇
夏井 一八〇三 四三 四〇 一七ニ〇 二六五 ・・・ ・・・ 二六五
計 一三、四四八 一〇七四 六九四 一二、六八〇 二一三三 三二〇 ・・・ 一三五
北九戸郡 侍濱 一三九七 八五 五三 一二五九 一八五 五〇 ・・・ 一八三
中野 一六九五 一〇六 六二 一五二七 二二八 五三 ・・・ 一七五
種市 四六八五 一七五 六〇 四四五〇 六五五 八〇 ・・・ 五七五
計 七七七七 三六六 一七五 七三一六 一〇六八 一八三 ・・・ 八八五
合計 一〇六、五七四 二三、三〇九 四三九六 七八、八六九 一七、二一一 六五九ニ〇 九三四 一〇、六ニニ
備考 人口戸数は警察署の戸口調査によりし
者にて被害数は時々増加を来たすにより
日々変更なるべし。
流失家屋の内には破壊家屋の数をも加いなり
たるにより流失の数を減し破壊の数を増
加せり。
死亡人員は行方不明の数も加いなりたれ
ども鳥嶼■漂着したるを発見せしにより
二十日の報告に比し減少せり。また南北九戸郡
の如き死体発見なきものは死者の数に加
いさるを以て発見次第その数を増加すべし。

●大海嘯大惨害義捐人名

一 金一円 北九戸郡伊保内 泉山幸次郎
一 金五円 宮城県仙台市上杉
山道伊澤酒造店内 伊澤平左衛門
一 金一円 同 熊下豊吉
一 金一円 同 舘■常一郎
一 金五十銭 同 藤島源吉
一 金三十銭 同 藤原三蔵
一 金三十銭 同 藤島辰蔵
一 金十銭 同 高橋清之助
一 金五円 東京日本橋区
境町七番地 根子源次郎
一 金十円 栃木県河内郡宇
都宮大字大町 松本孫平
一 金五十銭 南岩手郡厨川町大字厨川 下田きよ
一 金二十銭 盛岡市八幡町 長澤春之助
一 金五十銭 同餌差小路 菊池文四郎
一 金三十銭 同同 同人母つる
一 金十銭 同同 菊池よし
一 金十銭 宮古盛岡市寄留 間瀬そゑ
一 金二十銭 盛岡市十三日町 関みさ
一 金十銭 同同 関みき
一 金一円 同呉服町 川越やそ
一 金一円 同同 川越まき
一 金一円 同同 川越勘次郎
一 金一円 同同 川越ふく
一 金五十銭 同志家 金田専吉
一 金二円 同肴町 小原徳太郎
一 金五十銭 同同 安達さた
一 金一円 同 無名氏
一 金五十銭 同同 安達なか
一 金二十銭 同川越酒店内 吉田善次郎
一 金二十銭 同同 小林金太郎
一 金二十銭 同同 吉田林之助
一 金二十銭 同同 畠山政二郎
一 金二十銭 同同 赤沼辰五郎
一 金二十銭 同同 吉田重三吉
一 金十銭 同同 川村長八
一 金五銭 同同 藤村みよ
一 金二十銭 同同 川村竹蔵
一 金五十銭 同川原町 川村権蔵
一 金五十銭 同同 川村専次郎
一 金五十銭 同同 村田寅蔵
一 金五十銭 同同 中村■蔵
一 金五十銭 同同 中村善四郎
一 金三十銭 同同 松岡金蔵
一 金二十銭 同同 中村金五郎
一 金二十銭 同同 福田秀俊
一 金十銭 同同 中助金太郎
一 金三十六銭 同 小野尋常小学校
金二銭 佐藤文三郎、藤村治助、吉田源太郎、山口
安太郎○金三銭 中村與三郎、吉田徳太郎○金五
銭 中川六郎、小笠原甚兵衛、佐々木與八○金六銭
古舘源吉○金一銭 佐々木徳太郎
一 金一円五十■銭五厘
紫波郡間野々尋常小学校職員及び生徒
金五銭 畠山昌次郎、金子はる、菊池慶次郎、菊池
とく、吉田ふみ、同次郎○金三銭 菊池駒吉○金ニ
銭 川村なか、菊池きん、細川大吉、阿部英二郎、谷
村留太郎、水本安之助、久慈石太郎、金子芳太郎、
谷村米吉、佐々木四郎、谷村きゑ、阿部政次郎、谷
村善太郎、小林■み○、金一銭五厘 照井利平、細
川亀三、久慈その、○金一銭 照井馬吉、細川千太
郎、星川幸助、廣田昌数、阿部さた、廣田まつ、山
本よし、細川ふく、佐藤まつ、金子せき、金子いつ、
川村與助、谷村定吉、細川幸次郎、久慈重吉、同
久蔵、同徳治、細川六太郎、佐藤留蔵、金子多次
郎、細川長十郎、長塚安次郎、廣田連光、細川與四
郎、久慈蛍太郎、同要助、藤原徳四郎、谷村民蔵、
菊池春蔵、藤原昌次郎、藤原與蔵、細川腎蔵、菊池
徳治、金子吉太郎、佐藤廣治、米倉萬蔵、菊池りさ、
星川次郎吉、水本春松、畠山政次郎、細川伊三郎、
川村市郎、同金太郎、同四郎○、金七厘 同
いつ、○金五厘 菊池つき、谷村りさ、山本義五郎、
米倉萬次郎、久慈勘太郎、久慈兵作、久慈権助、菊
池仁太郎、阿部政五郎、菊池乙治、金子杉松、菊池
みさ、金子徳蔵、藤原保五郎、久慈淳次、川村春治、
川村次郎、藤原ゆき、久慈きの、谷村てう、佐藤さ
き、○金三厘 川村札右衛門、藤原春蔵、○金二厘 佐
々木いち、金子仁太郎
金十銭 間野々尋常小学校訓導 本堂仁太郎
金十銭 同上 宮■太郎
金五銭 同校雇 金子夏子
金五銭 同上 川村益子
一 金三十銭 南岩手郡■田町 大橋吉太郎
小以金四十五円七十七銭七厘
通計金三百四十六円四十六銭七厘