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竹田宮、新宮を御見舞

三重縣からの應
急米をはじめ、
各地からぞくぞ
くと贈られる温
かい救いの手に
不安と失意のど
ん底から郷土再
建へたち上つた
とはいえ餅もな
い、酒もないさ
むいお正月を迎
えた震禍の新宮市へ陛下御名代と
して元日の午後御視察御激励のた
めにお成りの竹田宮■徳王殿下に
はソフト■に薄茶のオーバーグ
ートルの御軽装で焦土と化した旧
市街をおひろいで御視察になり千
穂、丹鶴兩国民學校にぎつしり一
ぱいの罹災者をお見舞になり
 ”どこも怪我をしなかつたかね
 病氣にかゝらぬよう十分注意し
 なさい””氣を大きくもつて”
などの慰めの言葉を賜つたが、こ
の御なさけある言葉に罹災者たち
は涙をもつて再起を誓つた(寫眞
は■■視察の殿下)

震災見舞金千圓 泗市

四日市市新興日永青年
團では正月の3日間街頭に進出、
南海震災救援募金を募集、その総
額三千九百五十五円十二銭を市役
所へ寄託

日に千名運ぶ  木本−尾鷲の巡航船

震禍のためま
たしても交通杜絶の■の川省當バ
スにかわつて木本、尾鷲間の交通
を一手に引きうけている巡航船は
元旦一日をやすんで二日から正月
休みを返上で輸送に大車輪
 一日ざつと千名に近い旅客をは
 こんでいる