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職塲まもつた 事務員を表彰

紀北長島食糧
營團ではこの程舊臘の津浪に持
塲を死守し適切なる運營に率先
挺身、任務を遂行した庶務課武
岡孫助氏および事務員中村つね
子さん(二一)を表彰した
殊につね子さんは祖母死亡の
悲境に立ちながら私事を顯ず
同食糧營團事務所の机を離れ
ず敢闘したものである

紀南省營バス 二月から運轉

紀南省營自動
車(尾鷲ー木ノ本間)は百數十
ヶ所の土砂崩壞で運轉を休止以
來尾鷲自動車區では全能力をあ
げて復舊につとめてゐるが一方
南郡飛鳥、五鄕方面では挺身隊
を組織、復舊に協力した結果豫
定復舊日數を早めてこのほど貨
物自動車の運轉を可能ならしめ
る運びとなつたが何分にも崩壞
個所が多かつたため危險區域が
相當あり充分路面を吟味したう
へで二月初めから全線の運轉を
開始する見込みである

″ワラサ 〟の漁獲に 鰤の回游近しと待機

紀北の九鬼村九木浦一、二號、
早田浦の各鰤漁塲では迫る■漁
を目ざして一網万尾のすさまじ
い闘魂をたぎらせてゐるが、未
だ本格的な適温快潮に入らない
ので待望の本鰤の漁獲の朗報が
傳へられないが、はやくも■鰤
の尖兵としてワラサ、するめい
かの小量漁獲があるがこれは昨
今の海水の透明によるものと言
はれてをり、ひと荒れすれば必
ず■鰤がやつて來るぞと災禍復
興に■ふ漁浦の待望は一段と力
強く現はれてゐる
錦浦、島勝浦の張込みも近日
のうちに終了するので、この
調子でゆけば一齊に展開され
る本漁期は二月以降の見られ
てゐる

配給回覧板

四日市 障子紙 二戸
半に一本の割で二十一日から二
十五日まで切符で販賣、なほ震
災半潰家庭へは一本加配

短 信

松 市翼賛会常務委員会
二十一日市役所で開き
阪 左の事項の実踐勵行指
導を協議する
震災復興對策、必勝申合常会
松根油緊急確保、銀その他金
屬類回収の徹底、防空並に空
襲對策、疎開受入強化運動そ
の他

震災義捐金寄附者芳名 二十日正午現在

二千円、津市牧戸寛一▼一千五
百円、東海銀行▼一千円、不動
貯金銀行▼一千円、名古屋市昭
和区藤成通富屋脩▼一千円、飯
南郡花岡町小津秋平▼一千円、
阿山郡西柘植村東北木材生産会
社及從業員▼一千円、滋賀銀行
上野支店▼一千円、滿州拓殖会
社理事加藤久男▼一千円、鈴鹿
市伊坂又右衛門▼五百五十五円
(三人分)

累計金
七十四万九千九百三十九円六十九錢